【アクアリウム】必見!流木のアク抜き総まとめ!!

アクアテラリウム

どーも!KEEです♪
最近、混泳可能な組み合わせを調べるだけで楽しめてしまうという新たな趣味を見出しました。笑
これが意外と楽しいんですよ。。。笑
おかげで最近は休日にお出かけしないで鑑賞やネットサーフィンを楽しんでいる日がちらほら、、、笑
インドアの楽しさにようやく気づきだしました!笑
さて今回は、前回言っていた通り「流木のアク抜き方法の紹介」についてご報告していきたいと思います\(^^)/

流木のアク抜き特集

それではアク抜きの必要性や、様々なアク抜き方法とオススメのアク抜き方法を紹介していきたいと思います♪

流木のアク抜きとは!?

流木には「腐植酸」と呼ばれる、タンニンやフミン酸、フルボ酸などが含まれているようです。
この腐植酸により、水質が軟水の酸性に傾けられるようです。軟水や酸性に傾くことがどういう事なのかというと、PHという水中の水素イオン濃度の度合いを示す値があり、PHは0~14までの値で示されます。PH7だと中性この数値を下回れば酸性となり、逆に上回るとアルカリ性となります。

例えば、飼育される代表的なお魚で好まれる水質を上げていきます。

代表的なお魚で好まれる水質

メダカ:酸性度の高い水質に弱く、中性から弱アルカリ性を好みます。なので中性であるPH7を目安に育てれば最適ではないでしょうか(好まれるPH:PH5〜PH9)
金魚金魚は弱酸性〜弱アルカリ性が最適とされています。ですが、中性の水質だったとしても金魚がその水槽で生活しているだけで酸性に傾いていきます。詳しく書くと長くなるので簡単に説明すると、金魚がフンをする(フンが分解)→アンモニアが発生(バクテリアが分解)→亜硝酸に変わる(バクテリアが分解)→硝酸塩になります。 ちなみに、アンモニアはアルカリ性で亜硝酸と硝酸塩は酸性ですが亜硝酸はバクテリアによりすぐに分解されるので、問題となるのは水換えしないと蓄積されていく硝酸塩です。この成分が蓄積する事により、水質は酸性へと傾いていきます。(好まれるPH:PH6.8~PH7.2)

以上から分かるように、飼育する魚にもよりますが中性や弱アルカリ性などが好むお魚の飼育を行う場合に腐植酸を出す流木を配置すると、その魚にとって好まない水質へと傾いていくという事になります。なので、アク抜きをしっかり行なった流木を配置するようにすることがすすめられております。

他にも、アク抜きを行なっていない流木をそのまま水槽内に配置しすると水は腐植酸に含まれるタンニンなどにより、黄ばみます。これがいわゆるブラックウォーターと言われるものになります。

必ずしもアク成分が害なわけではない!?

アク抜きをしないとフミン酸やフルボ酸などの酸により酸性であるブラックウォーターになることが多いのですが、そこまで多くのフミン酸やフルボ酸が溶出する訳ではなく、おおよそ弱酸性といったところだそうです。先ほども述べた通りブラックウォーターの主成分は腐植酸であり、その中に含まれるタンニンやフミン酸、フルボ酸によるそれぞれの効果があります。

例えば、タンニンは、抗菌や殺菌効果があります。フミン酸やフルボ酸の溶出により弱酸性よりの水質となり、微生物の活動を鈍らせるので、こちらも同じく殺菌効果があるとされているようです。これらにより、アクアリウムで最も嫌われる菌であるエロモナス菌(発生しやすいとされるPH:大体PH6〜PH11)から外れるので、その点からも抗菌作用があると言われています。

ブラックウォーターを好む生物と好まない生物

好む生物ベタ種グラミー種ディスカス種です。(自然界でもブラックウォータでそ環境下で育っているからです。)

好まない生物そもそも水質を好まない種類の魚巻貝エビ水草濾過バクテリア(抗菌作用が働くので働きが鈍るようです)

様々なアク抜きの仕方

アク抜き方法はいくつか存在します!その中から5つ紹介します♪

その①「流水によるアク抜き」

1つ目は流水です。アク抜きとしての手法としては正直一番遠回りな手法だと個人的に思います。ですが、流木にはゴミや腐りやすく剥がれやすい表皮がついているので、流水と同時にブラッシングをして洗い流す事をオススメします!それにより水槽内に設置する際に汚れが舞うのを防げたり、アクアリウムの害になる物を未然に排除できます♪

その②「水に浸す」

水に浸す事により、流木内に含まれている腐植酸を排出する方法です。毎日茶色くなった水を入れ替えて黄ばみがなくなるまで続けます。急いでいない方はこの方法をされても良いのですが、こちらも時間がかかります。物にもよると思いますが、僕が買った20センチサイズの流木3つは、流木をしっかりを水に浸し、毎日腐植酸により黄ばんだ水を透き通った綺麗な水に入れ替えるといった作業を1ヶ月繰り返しましたが黄ばみは薄くなったものの水の入れ替えを1週間やめると、やがてブラックウォーターへとなりました。実験的な面も含めて行なっていたので方法を変えました!

その③「発泡スチロールに熱湯を注ぐ方法」

こちらは、水に浸すよりも早くアク抜きが可能です。ポイントは発泡スチロールと熱湯です。熱湯により腐植酸抽出が早まります。そして、発泡スチロールにより熱湯が冷めにくくなるので、この作業を繰り返し行う事によりアクを抜くことが可能になります。ただ、水に浸すのと違い沸騰させるという手間が増えます。共に繰り返し行うので光熱費も多少かかります。

↓ブラックウォーターになり真っ黒です。

その④「煮沸によるアク抜き」

「水に浸す」よりも「発泡スチロールに熱湯を注ぐ」よりも早くアク抜きができます。やり方としては、水の状態から流木を鍋などに入れて沸騰するまで待ちます。沸騰してから水が濃い茶色になるまで待ち、濃い茶色になったら火傷に注意してお湯を捨てます。そしてまた水の状態から流木を煮沸して。。。といった作業を繰り替えし行います。この方法のデメリットは、光熱費がかかる、鍋が汚れる、大きな流木だとその流木が入る鍋を用意しないといけないなどなどです。物によっては煮沸を推奨していない流木もあるようなので、ショップで購入された方は店員さんに、ネットで購入された方は購入先の方に聞くなどしてから行いましょう!

↓煮沸の様子です↓

↓煮込む事15分でこんなにも水が茶色くなりました。↓(5回ほど煮込みましたが水が茶色くならなくなることはありませんでした。)

その⑤「アク抜き剤や重曹によるアク抜き」

こちらの方法は、「水に浸す方法」「お湯に浸す方法」にアク抜き材を入れる事によりアク抜きを促進するという方法になります。ですが、正直アク抜き材は値段もそれなりにかかりますし、成分も重曹とほとんど変わらないので、安価で入手できる重曹を代用してアク抜きをする方が多いようです!オススメのやり方としては毎日水を捨てて重曹入りの水を入れ替えるというやり方です!僕はこの方法をメインに使っています!

その⑥「活性炭を使用してアク抜き」

流木から排出される腐植酸を活性炭の吸着効果を使い取り除くという方法です。水槽内でアク抜きをするというようなイメージなので、手間は方法①の水洗いでゴミを取り除くだけなので断然楽な方法です。正しい方法なのかどうかわからないのですが、僕は吸着タイプのソイルの水槽の場合はある程度アク抜き方法その①「流水によるアク抜きと」その④の「煮沸によるアク抜き」を行なったら、多少黄ばみがまだ出る状態でも水槽に入れちゃいます。感覚としては全くもって黄ばみもお魚への害も見受けられません。根拠はありませんが、活性炭を使うのと要領は同じなので、吸着タイプのソイルを使用される場合は完全にアク抜きが終わるまでしなくても大丈夫だと思います!(根拠はありませんので念の為、自己責任でお願いいたします。)  

断トツの吸着力で人気のキョーリンの活性炭・ブラックホールです\(^^)/

まとめ

流木のアク抜き方法は様々ありますが、こだわりなどがないならば流水とブラッシングで流木のゴミや表皮を洗い流し、アク抜き剤でアクを抜くというのが一番ベターではないでしょうか!ソイルや活性炭の吸着力に頼るのも個人的には効率的でオススメの方法です!ただし、どの方法を採用するにしても、やはり流水とブラッシングは行うべきだと思います\(^^)/

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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