【サーファー必見】ベースコートWAXの塗り方一つで上達スピードが変わる!?

How to

どーもKEEです!

今回は、サーフィンの上達にとても大事な要素でもある、Waxにまつわる記事になります!

というのも、サーフィンの上達に1番欠かせないのは海に行きサーフィンの練習を重ねる事ですが、その練習でWaxがしっかりついていないとグリップ性が悪く無駄な力が入ったり、一本の波の中での経験値が落ちてしまいます。

要はしっかりWaxが塗れていないサーフボードで練習をするのは要領悪く効率的な練習が行えない為上達が悪くなってしまいます。

なので、より効率的に要領良く練習を行う為にもベースコートを正しく塗り、サーフィンをする前にトップコートを塗るようにする必要があります。

今回は、そのベースコートの正しい塗り方について解説していきたいと思います♪

WAXの重要性を再確認

現状のサーフボードはこんな感じです!

あれ?WAXが全然ついていないじゃないか?って思いますよね。

そうなんです。

実はサーフボードをリペアするのに以前WAXを剥がしたのですが、剥がした事を忘れたままサーフィンに行ってしまい、すごく適当にベースコートを塗ってトップコートを塗った結果、サーフィンを始めて1時間もしないうちにツルツルになってしまい足が滑ったり、踏ん張りがきかなかったりで絶不調でした。

その時に身に染みて思いました。

ベースコートの大切さとトップコートの重要性を。

ターンなんてできないです。

体を対角線上に動かすとコケます。笑

話が脱線してしまいましたが、とりあえずこの微妙に付いているWAXを剥がして、ベースコートを塗っていきたいと思います!

WAXを綺麗に剥がす方法♪

その前にサーフボードをしっかりと安定した場所に設置する必要があります!
ということで、程よい高さで頑丈なメンテナンス台を少し前に手作りしました!

足元を折り曲がるように制作したので、低い体制でのメンテナンスを行う際にも活躍しますし、収納時にコンパクトになります♪
コスパは最強です♪オススメです!

サーフボードを置いたらこんな感じになります!

少々揺らした程度では全く動じません♪
それでは、早速WAXを剥がしていきたいそ思います♪

WAXは温めてから剥がそう!

という事で!

まず古いWAXを剥がすのですが、剥がす際のコツをお教えします!

冬場など気温が低い時期だと、Waxも固くなっており剥がすのに力が必要になります。

力強くWAXを剥がすと板の表面が傷ついてしまって劣化を早めてしまう可能性があるので、冬場はドライヤーや暖かいお湯をかけてWAXを溶かしてからヘラでWAXを剥がしていきましょう!

夏場は太陽に10分程当てていれば自然とWAXが溶けるので、とても楽チンです♪

今回僕は、ほとんどWAXが剥がれている状態なので簡単にだけWAXを剥ぎ取ります!

WAXが取れたらこちらのアイテム!

このスプレーはワックスリムーバーという物で、ある程度WAXをヘラで取り除いてから、このワックスリムーバーを吹きかけてタオルで拭き取るとツルツルピカピカになります!

ついでに、サーフボードの汚れも取れるので大切な相棒でもあるサーフボードを綺麗にしてあげましょう♪

趣味というものはお金がかかります。

ワックスリムーバー1つと言えど、1000円近い値段がします。

なので、使う量を節約する方法をお教えします!

ワックスリムーバーを節約!

方法は簡単です!

極力ヘラやタオルでWAXを取り除き、それでも取り除けなかったWAXをリムーバーで拭き取りましょう!

WAXの塊をリムーバーで拭き取るとなると結構な量が必要になります。

他にも、サーフボードは使用していると板の表面がボコボコになります。

そのボコボコの部分のWAXを取り除くのはヘラでは難しいので、そういった部分をリムーバーで綺麗にするといったイメージです!

綺麗になったサーフボードはこちら

ピッカピカになりました!

相棒が綺麗になると何故かとても気持ちが良いものです♪

大体僕は1年に2〜3回程サーフボードを綺麗にしてベースコートを塗ります。

頻度にもよりますが、季節の変わり目で基本僕は塗り直します。

理由としては、季節の変わり目あたりがトップコートの対応温度が変わるタイミングだからです!

SEX WAX~季節に合わせた組み合わせ~

興味のない方はスクロールして飛ばしてください♪

こちらは有名なWAXのブランドでもある「SEX WAX」の種類になります。

SEX WAX公式ホームページより引用

上記画像の左側が対応する温度が低く、右側にいくにつれて高くなります。

季節によって使うWAXを使い分けないと、夏場に冬用のWAXを使うと溶けやすくすぐに剥がれてしまったり、WAXの効力を下げてしまいます。

SEX WAXのラベルには「数字-X」が表記されており、硬さと粘土の高さを表しています。

「1-X」は最も柔らかく、粘度が高く

「6-X」は最も硬く、粘度が低いです。

こちらが対応する温度を示した表になります。

SEX WAX公式ホームページより引用

季節ごとによりグリップ力を発揮する組み合わせを紹介します。

SEX WAXの組み合わせはこちら♪

SEX WAX公式ホームページより引用

※「WAXのラベル」と「数字-X」部分の画像は引用していますが、水温と硬度の表記はKEE-BLOGが書いています。

春&秋の組み合わせ

水温が14℃〜20℃の組み合わせとしては、

・ベースコート

6-X(BLUEラベル) 

5-X(REDラベル)

・トップコート

3-X(GREENラベル)

2-X(PURPLEラベル)

夏の組み合わせ

水温が19℃~24℃の組み合わせとしては、

・ベースコート

6-X(BLUEラベル) 

5-X(REDラベル)

・トップコート

4-X(ORANGEラベル)

3-X(GREENラベル)

真夏の組み合わせ

水温24℃以上の組み合わせとしては、

・ベースコート

6-X(BLUEラベル) 

・トップコート

5-X(REDラベル)

4-X(ORANGEラベル)

冬の組み合わせ

水温10℃~16℃の組み合わせとしては、

・ベースコート

6-X(BLUEラベル) 

5-X(REDラベル)

・トップコート

2-X(PURPLEラベル)

1-X(YELLOWラベル)

といった感じです!

硬さや粘土の組み合わせで好き嫌いの好みはあると思うので、自分に合ったスタイルや自分の好みの組み合わせを見つけ出したください♪

ベースコートの塗り方!

という事で、ベースコートを塗っていきましょう♪

ベースコートの塗り方は非常に簡単ですが、根気と多少の集中力が必要になります。

ここで、雑に行ってしまうと仕上がりが汚くなり後に後悔する事になってしまいますので、丁寧に行いましょう!

綺麗に仕上がるととても気持ちがいいですよ♪

WAXを塗る範囲を決めよう

まず初めに、どこからどこまでベースコートを塗るのか決めて線を引きます!!

僕の場合は、デッキパットの上(上の画像左)から絵の書いてある所の下(上の画像真ん中)までの間にベースコートを塗ります!(上の画像右)

ベースコートを塗る範囲は人それぞれですが、上手な方はテイクオフする際に足を置く部分だけWAXを塗られている方もいます。

(一度見栄を張って真似しましたが、波待ちも滑りますし、テイクオフしてから足を置く位置が定まっていないと何本かに一回滑ってコケます。笑)

なので、割と広範囲にWAXを塗るようにしています。(今回のベースコートの範囲ぐらいが一般的な範囲だと思います。)

完成形は格子状!?

まず初めに、斜線を同間隔で引きます!

この際、出来る限り尖っている部分で力強く引くことがコツです!

弱い力で引いた線だと後の工程でぐちゃぐちゃになってしまいます。

そして、線の間隔は狭すぎず広すぎない間隔で引くようにしましょう!

狭すぎると次の工程でマスを作っていくのですが、塗り潰したようになってしまい仕上がりが汚くなります。

広すぎると後の工程で作るマスが広すぎて、WAX保ちが悪くなります。(あくまでも個人的な感想です)

ちなみにこの間隔でも少し狭めぐらいです!

次に格子状になるように斜線を引いていくます!

この時、マスがしっかりとできるように線を引いていきます!

そしてこちらの線を引く際も、先ほどと同様力強くベースコートWAXの角を使って引くようにしましょう!

ここまでの作業は集中力です!

線を綺麗に力強く引くために、きっと皆さん気がつくと無心で行っています。笑

そして、この次の工程は少々根気が必要になりますので、心して挑んでください♪

塗らずに摩る感覚で仕上げよう!

この作業で1番大切なのは、「力を入れない」です!

もしこの作業で力を入れると、せっかく頑張って引いた格子状の線が消えます。

なのでこの作業は「WAXで摩る」をイメージして行いましょう!

円を描くように根気強く摩る

縦方向や横方向に摩るのではなく、円を描くように摩りましょう!

これは、トップコートを塗る時も同じです!

ベースコート・トップコート共にWAXを塗る際は円を描く様に塗りましょう!

力の入れ具合に関しては、言葉で説明するのは少し難しいのですが、ベースコートの重さにほんの少しだけ自分の力を加えて円を描く様に摩るといった感じです。

ある程度格子状の線にダマの様なものがついてきたら多少力を強めても大丈夫です!

なのではじめは特に意識して力を入れすぎずに根気よく摩り続けましょう!

仕上がりはこんな感じ♪

もう少しダマが大きくなるぐらい行ってもいいのかもしれませんが、そこは個人の好みかと思います!

僕はあまりダマが大きくボコボコになりすぎるのがあまり好みではないのでこのぐらいの仕上がりにしています♪

まとめ

少し前に行った荒れ荒れの日の生見で一枚です。

WAXはほぼ付いていません。笑

という事で

ベースコートの塗り方は以上になります!

WAXは滑り止めの為にしています。

ですが、上達に直結する一つの要素でもあります!

同じ波は二度と来ない様に、パーフェクトな波を掴んでもWAXが剥がれていて滑ってこけたらそこでおしまいです。

リーシュコードも同様で、クルクルしたまま保管しているとクルクルした癖がつき、テイクオフする時に指の間に挟まったり、足に絡みついたりします。

なので、普段から伸ばして保管する様に心がけましょう♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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